「沖縄市ITワークプラザでドローン&ものづくり体験 for KIDS」開催されました。

2023年2月11日(土)、沖縄市ITワークプラザにて、ドローンの操縦やプログラミングをしてドローンを飛ばす体験、工作キットを使ったものづくりなど、地域の子どもたちに向けたイベントが開催されました。

トイドローンを操縦してみよう

ドローン操縦体験に使用したのは、トイドローンと呼ばれる手のひらサイズのドローン。カラフルなドローンを見て、参加した子どもたちも期待感に胸を膨らませています。

ドローン操縦についてレクチャーしてくださったのは、沖縄市に事業所を構え、ドローン空撮や、ドローン教室を展開している株式会社ノアスタイルの皆さん。
安全にドローンを操縦するために、機体を動かすまでの流れ、操縦スティックの使い方などをレクチャーしてくださいました。

ドローンの操縦には、左右前後の動きに加え、上昇下降の動きの間隔も必要。ドローン本体の動きと、操縦スティックの動きを逆に捉えて操縦しなければならないシーンもあり、コツをつかむまでには少しひと苦労…。とはいえ、次々に難関をクリアしていく子どもたちの姿には、その勘の良さに、大人も驚きです。

ドローン操縦に少し慣れたら、今度はドローンにぶら下がったマグネットを使って、お菓子をつかむ体験にチャレンジ。
ドローンにマグネットをつけた紐をぶら下げ、タイミングよくお菓子についたマグネットとくっつけば成功!! なのですが、これがなかなか難しい…。付き添いに一緒におとずれた保護者の方も苦戦中でしたが、難なくクリアしていく子どもたちもチラホラ。子どもたちの飲み込みの速さ、勘の良さには驚きです。

プログラミングでドローンを動かしてみよう!

こちらのブースでは、ドローンを使ったプログラミングを体験。前後左右に動く距離、高さ、回転など、ドローンの動きをプログラミングし、そのプログラムに沿って、実際にドローンが自動操縦されるかを実験しました。

チームごとに知恵を出し合いながらプログラムを組む子どもたち。

そして実際にプログラム通りにドローンが動くか実験しました。実際に操縦しなくても、プログラムでドローンが動くことに、参加した子どもたちも驚きの様子。

最後は、ドローン操縦体験に参加してくださった皆さんと記念撮影!!
午前の部・午後の部とたくさんの方々にご参加いただきました!

にじいろのネジでものづくり体験

こちらのブースでは「にじいろのネジ」を使ったブルブルロボットづくり体験。未就学児から小学校低学年のお子さんが参加し、お父さん、お母さんと一緒になってものづくりの時間を楽しみました。

まずは、ネジについての○×クイズからスタートです。ネジの役割を知り、これから始まる工作に備えます。

クイズが終わると、いよいよ工作の始まり!!
「にじいろのネジ」の工作キットから、ロボットの体になる部分を切り取り線に沿ってカッターで切り出していきます。

切り出した胴体パーツを組み立てて…

動力をネジを使って取り付けていきます。時折、お父さんやお母さんの手を借りる子どもたちもいれば、「最後まで自分1人でやってみたい!」と話す子どもたちも。ネジを使ってパーツをしっかり付けるというひとつひとつの工程が、子どもたちの自立心を育んでいきます。

完成したブルブルロボットを手に持ち、嬉しそうな表情を見せてくれました!

こちらが、「にじいろのネジ」を使った、ものづくりワークショップに参加してくださったお子さんたち。完成したロボットと一緒に記念撮影をしました !
ご参加ありがとうございました。

沖縄の伝統芸能・組踊を活用したVR体験も

こちらのブースでは、沖縄の伝統芸能である「組踊」を活用したVR体験を楽しんでいただきました。VRゴーグルを装着すると、目の前はまるでゲームの中にいるよう。
このVRの制作には、「沖縄市ITワークプラザ」に入居する企業が携わっていて、普段、この場でどのようなクリエイティブが生み出されているのかを知る機会ともなりました。

ものづくりや、IT教育に触れる場として

イベントの会場ともなった「沖縄市ITワークプラザ」は、3Dモーションキャプチャスタジオや、用途や人数に応じて使いわけられる会議室、eスポーツにも対応できるゲーミングPCを完備した多目的室などを備えています。地域の方々のワークショップやセミナーの開催、子どもたちの教育プログラムの場や、コミュニティ形成の場として、2023年4月より運用開始を予定しています。さまざまなイベント・ワークショップ・セミナーの開催などにも、ぜひご活用ください。