泡瀬周辺エリアガイド

みやんちSTUDIO&COFFEE
食文化を通じて沖縄の魅力を発信

沖縄をこよなく愛し、沖縄民謡を後世に残す活動や、三線の材料となるクルチ（黒壇）の保存活動に取り組むなど、沖縄と関わり続けている宮沢和史さんが「島の魅力や民謡、食文化を多くの人に伝えていきたい」という想いでプロデュースしたカフェ。宮沢さん愛用のギターや三線が飾られた店内でいただけるのは、八重山地方で昔から愛されている汁なしの沖縄そば「カラソバ」や、県産豚の骨とアサリ、いまいゆ（新鮮な魚）の出汁がたっぷりの「沖縄そば」など。麺は沖縄らしさを感じる器で提供され、特別感が味わえる。他には、県産豚肉と牛肉を配合した「特製ハンバーグ」も人気だ。手ごねのハンバーグはシンプルながらも肉の旨味が詰まり、表面は香ばしく、中はふっくら。ずっしりとした食べ応えがあり、男性でも満足感が得られる一品だ。スイーツのおすすめは「ぜんざい」。ぜんざいと言えば「小豆を甘く炊いたお汁粉」のような温かい食べ物を思い浮かべる人も多いと思うが、沖縄のぜんざいは金時豆や白玉にかき氷をのせたもの。風味の良いさっぱりした甘さのサトウキビ蜜がかかったふわふわの氷に、黒糖で煮込んだ金時豆と小豆、餅が添えられている。
THE BOOMのアレンジ楽曲が流れる店内は木のぬくもりが感じられ、温かい雰囲気。Wi-Fiや電源が使えるだけでも便利だが、十分な広さのあるテーブルはPC作業をするのにもぴったり。パソコン1台あればどこでも仕事ができる時代。外出先でも隙間時間を有効活用したい。

BB-Coffee
おいしい一杯に出会えるカフェ

「1日のスタートはコーヒーから」、「気分転換にはコーヒーが欠かせない」。そんな方におすすめしたいのが、海沿いにあるこちらのコーヒーショップ。海沿いといっても周辺は住宅街なので“南国リゾート感満載”といった雰囲気はなく、BB-Coffeeは素朴で飾らないローカルな街並みに溶け込んだカフェだ。
熊本県出身のオーナー・馬場一寛さんは、20歳頃から毎年沖縄を訪れるほどの沖縄好き。40歳で念願の沖縄移住を果たし、2016年に「BB-Coffee」をオープンした。店舗の住所をカタカナで記すと”オキナワシアワセ”と読めることから由来した “OKINAWA HAPPY COFFEE”というコンセプト。近隣に住む人たちがくつろげる店、生活の一部になるような店を目指している。実際カフェは朝から地元に住む常連客で賑わい、馬場さんは客とのコミュニケーションを大切にしている。
7時〜11時は、ドリンクを1杯オーダーすると、トースト・サラダ・ベーコンがのった「モーニングプレート」が無料でサービス（イートインのみ）される。トーストの上にホワイトソース、ベーコン、卵をトッピングした「カルボナーラオープンサンド」やホットサンド系も人気だ。外国の方にも人気の「アボカド&ベーコンエッグオープンサンド」は栄養満点でしっかりお腹にたまるので、ブランチにもぴったり。
同じ市内のコーヒー豆専門店「豆ポレポレ」のコーヒー豆を使用したカフェラテは、牛乳のコクや甘さを最大限に引き出した味わい。焙煎技術を競う世界大会（WDRD）で2位に輝いた焙煎士が手がけるBB-Coffeeの豆は、店頭でも購入することができるので、お土産にするのも良さそう。お腹に余裕があれば、お手製のスイーツも味わってほしい。しっとり濃厚なベイクドチーズケーキやティラミスは、コーヒーとの相性も抜群だ。

店名のマカナレイは、ハワイ語で“贈り物”という意味。ランチタイム（12〜14時半ラストオーダー）のお楽しみは、白身魚のフライや日替わりメニュー（タイカレーやガパオライス、豚のしょうが焼き）など。看板メニューはハワイのローカルフード「ロコモコ」で、肉感たっぷりのハンバーグに、手作りのグレイビーソースと目玉焼きがトッピングされ、ボリューミーだ。副菜は野菜たっぷり。旅先や出張中は栄養が偏りがちだが、ここで一気に野菜不足を解消したい。女性客から支持されているドリンクは、グァバやタンカン、シークヮーサーなど、季節のフルーツを使った酵素ドリンク。フルーツを甜菜糖で発酵させて作る酵素ドリンクは、おいしいだけでなく、身体のコンディションを整えるのにも効果的。店内奥のステージでは、月1でオールディーズライブも開催されているので、ぜひインスタグラムでチェックを。一角にはキッズスペースもあり、子連れでも安心して利用できる。